実生胡蝶蘭と育種について

キヌナーセリーの胡蝶蘭はほとんどがオリジナル品種になります。

良い品種同士を掛け合わせて新しい品種を作って行くことを「育種」と言います。

胡蝶蘭も他の草花と同じように、それぞれの花の「おしべ」と「めしべ」を掛け合わせて受粉させるのですが、その結果様々な色合いの花が咲いてきます。

植物の面白いところは、良い品種同士を掛け合わせてもその子どもは良い品種ができるものものもあれば、そうでないものも咲いてきてとても個性があります。

そしてさらに良い品種にするために育種を繰り返して行き、やっと一つの品種が登録されるまでおよそ10年～20年かかります。

この期間の労力や管理費を考えると、ほとんどの生産者は育種を行っていません。

海外で育てられた苗を購入する方が、確実で安価に苗を手に入れることができるからです。

しかしキヌナーセリーは純国内生産とオリジナル品種にこだわりを持って栽培しています。

想像した以上の花が咲いた喜びと、胡蝶蘭生産者としてのロマンを大切にこれからも育種を続けていきます。

現在、ハウス内にはたくさんの実生胡蝶蘭が咲いてきています。

他にはない個性を持った胡蝶蘭達はとても輝いています。

※写真の花の根元が膨らんでいる所に胡蝶蘭の種が入っています。

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キヌナーセリーは栃木県宇都宮市の鬼怒川沿いで1973年から純国内生産胡蝶蘭にこだわりを持って、生産・出荷・販売をしております。

オリジナル品種を多数保有しており、花の大きさや花持ちなどが評価されて、過去に天皇杯や農林水産大臣賞、数々の品評会などを受賞しています。

主に東京都内の花き市場や生花店に胡蝶蘭をお納めさせていただいておりますが、一般発売も行っております。

お祝い事やお供えなどの特別な時に華を添えるお花として、ぜひ胡蝶蘭をお贈りしてみてはいかがでしょうか。

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